試験を受ける上で重要な試験時間と配点について、書いてみようと思います
↓電気カニって何者?って思った方はこちらへ。電験1種持ちで66kV受電工場の電気主任技術者として働いています。
ちょっと前にX(旧Twitter)で投稿した内容です
私の電験3種~1種受験時に感じた試験時間についてまとめてみました
電験1種〜3種各科目の試験時間についての体感です(個人の感想として)
— 電気カニ (@DenkenCrab) 2023年6月18日
時間に余裕がある科目はCBT向きかと思います
3種は問題数が多いので全体的にシビアです
電力・管理は120分ありますが、あっという間に時間が過ぎます😭
1種の機械・制御は突き抜けて時間不足になるので、初めから部分点狙いでした pic.twitter.com/MOWIAA6x94
電験3種だと1問5点×20問解かないといけませんが、2種以降だと問題数が減るので一次試験は理論以外は時間に余裕ができます
2種、1種の二次試験も出題内容にクセがあり、正攻法では太刀打ちできません😂
電力・管理は2種だと計算3問、論説1問選択
— 電気カニ (@DenkenCrab) 2023年6月18日
1種だと計算2問、論説2問が時間配分上は望ましいと思います
1種で計算に比重をおくと、理解できていたとしても時間が足りなくなります
試験本番で問題を開けてみて、どの問を選択するのかで結果がほぼ決まってしまうイメージですね😭
あとは配点に合わせて時間をかける問を考えることも重要です!
電験3種を取った後の2種一次や、電験2種を取った後の1種一次の受験時は配点の変化に合わせて戦略(時間をかける問題の選び方など)を変えたほうが有利です
電験3種~1種の理論科目の配点比率表を作ってみました
— 電気カニ (@DenkenCrab) 2023年6月13日
3種だとA問題、B問題を満遍なく6割得点できるのがセオリーですが、2種以降は戦略が少し異なってきます
2種だとA問題に時間をかけた方が有利で、1種はB問題から解いた方が有利です
特に1種は配点比率が極端で、Bを完答できればほぼ合格圏内です😅 pic.twitter.com/3yeoWbCknu
過去問を解いて実力を付けて試験に臨むのが第一ですが、時間配分によって合格ラインの点数を取れるかどうかは大きく変わってきます
私は電験3種~1種すべての問を完答する実力はありませんが、解ける問題に時間を使い確実な点数を得ることでどうにか合格することができました
それもあって今では実力を上げるために復習をしている状態ですが😅
試験を受ける上で少しでも参考になると幸いです👍
↓書籍版は原価高騰(?)により値上がりしたみたいです。電子書籍版がお得ですね