電験の勉強でも欠かせない学習参考書(ガクサン)について考えてみました
↓電気カニって何者?って思った方はこちらへ。電験1種持ちで66kV受電工場の電気主任技術者として働いています。
ちょっと前に読み始めたマンガですが、連休で時間があったので最新刊まで読んでみました
電験の勉強の場合「ひたすら過去問を解く!」という勉強法がよく使われていますが、実際には参考書の「はじめに」を読むなどして自分が求めているものと合っているかを確認したほうが良いということに最近気付きました
参考書の使い方、勉強の仕方についてとても参考になりました!
— 電気カニ (@DenkenCrab) 2023年11月27日
目標の立て方や勉強で得られるものについては、電験1種を受けるまではよく分かっていなかったので、もう少し早く気付きたかったですね😅
[第1巻]『ガクサン』を読んでいます! #LINEマンガ なら無料https://t.co/yuKQ4XKRfc
1巻~5巻は学生向け、受験生向けの話が多いですが、6巻で社会人の資格試験についての話があり、電験に通じるものも多く感じました
試験を受けているときはとにかく合格することが大事で、その先の事が見えなくなりがちですが、この本では参考書を通して勉強で自身の可能性をどのように広げていくかという事についても触れられています
高校受験、大学受験や就職試験のときは私は周りに合わせて、ただなんとなく進路を決めてきたので、電験と向き合うようになって初めて自身のやりたいことに向けての勉強を始められました
学生のうちから勉強の重要性に気付くことは難しいですが、社会人になってからでも学び始めるのは遅くないので、資格を取ることを目標にするのではなく、「資格を取ることで自分を広げる」という考え方を持つことが大事です
私は電験2種までは資格を取って電気主任技術者として会社から選任されることを目標に試験勉強を頑張ってきましたが、モチベーションが続かず電験2種の試験後に燃え尽きてしまいました
過去記事で動画コンテンツなど最近は勉強方法が多様化して便利であると述べましたが、自分で考えて自身に合った勉強方法を選択しないと本質的な学力は身につかないということを知りました
いろんな勉強法を述べていましたが、それ以前の問題として受験者の「何を学びたいか」を知ることが前提ですね(後で過去記事は書き直してみようと思います)
かつて私が電験3種を受験した2012年から勉強手段は進化しましたが、現状把握の重要性はより増したように感じます
情報が多様化している現代では働き方についても様々な変化があり、私も1社でサラリーマンを定年まで続けるという考え方から、電気技術者としてのキャリアを進んでいきたいと考える様になりました
思えば、電験1種という勤めている会社の事業には不要な領域の試験を受け始めたときに「自分を広げる」という考え方に何となく気づいてはいたんですが、上手く言語化できていませんでした
試験合格の報奨金や資格手当等はもらえると確かに嬉しいものではありますが、試験に合格するまでの過程で得るものに長期的な目線では価値があるように感じました
電験1種の試験は終わりましたが、これからも自身の可能性についてより良い方向へ向かっていければと思います
他のブログでもガクサンについて書かれていました