今と昔の感覚の違いですね😅
66kV C-GISの昔と今
— 電気カニ (@DenkenCrab) 2022年12月12日
特高の開閉操作は、事故発生時の安全性を考慮して、監視室等からの遠隔操作が基本となっています
しかし30年ほど前の特高設備は開閉装置のキュービクルに操作スイッチが付いているものが一部ありました😳
設備更新時は安全基準をアップデートするのも重要ですね☺️#電気主任技術者 pic.twitter.com/41AHprf923
私が新卒で就職した時の会社の受変電設備は77kVの古い気中変電所だったので、断路器のLS(ラインスイッチ)は直接操作しかできませんでした。
寒い日も暑い日も雨の日も雪の日もゴム手袋とゴム長靴を着けて、素早く確実な操作が要求される難しい受電設備でした。
私は初めはLSの操作が上手くできなくて、上司によく指導されていました。
時代が進み、C-GISが登場して、遮断器だけでなく断路器(LS,DS)も遠隔操作ができるようになり、安全性は格段に向上しました。
身体全体を使って断路器操作をしていたのが、ボタン1つで操作可能となり、技術の進歩に驚きました。
当初は設備のコンパクト化のため、操作部をGISキュービクル表面に取り付けるという構造があったのですが、安全性が更に重視されるようになった結果、遠方に操作盤を置くのが現代では一般的となりました。
安全性の向上は必須ですが、今の受変電設備しか知らない人になぜ遠方操作盤を置かなければならないのかを説明するのは難しいです。
電気主任技術者として、なぜ安全性に配慮しなければならないのかを後の世代にしっかりと伝えられるよう、頑張りたいと思います!
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