電気カニの電験日記

電験、電気主任技術者について語ります

職務経歴書の書き方についての反省点

転職活動時の書類選考の合否を大きく左右する、職務経歴書について書いてみたいと思います!

 

電気カニって何者?って思った方はこちらへ。電験1種持ちで66kV受電工場の電気主任技術者として働いています。

 

転職活動を終えて、職務経歴書についての反省点が数点あったので、書いておきたいと思います。

職務経歴書を書いた時点での記事はこちら

denkikani.com

 

1.資格欄に書きすぎない

前に書いた職務経歴書の資格欄はいっぱいに埋めていましたが、転職先で使用しない(と思われる)資格を書いてしまうと逆効果となる場合もあります。

今回の転職活動だとフォークリフト、高所作業車、危険物乙4類は不要ですし、電験や電工も1種のみ書いておけば2種~3種を記載する必要は特にありませんでした。

(実務経験上、下位資格の取得日を記載する必要がある場合は記載が必要です)

 

2.職務経歴、自己PRの見直し

今回は各社共通内容で提出してしまいましたが、応募先に合わせた内容に書き直して提出すべきでした。

転職サイトの募集要項や会社のホームページをよく読み、どんな内容の業務であれば転職先の役に立てるのかという視点が重要で、自分の中で自信のあるPR内容が必ずしも転職先企業側にとって魅力的では無いと言うことを知っておく事が重要です。

 

ミズノワさんでも履歴書と職務経歴書の書き方について記事が上がっていましたが、この中で挙がっていた「どんな仕事でも活かせる力の一例」の内容を、転職先で活かせる経験に繋げていけるかが重要ですね

mizunowa.jp

 

3.大型案件の経験についての深堀り

特高受電設備の更新の様に、数年単位で複数の施工業者、電力会社、経産省、消防等とやり取りをする場合は、フェーズごとに分割して自身の役割を書いておけば良かったというのが、面接が終わった後に感じたことです(面接で補足してもOKです)

通常の工事案件と比べて、長い期間で様々な相手先と対応する必要があるので、一行で「受変電設備更新」と書いてもいいですが、深堀りして内容を具体化するとより魅力的な実務経験に見えるかと思います。

 

面接のときに「大型案件の中であなたは組織の中でどのような役割でしたか?」という質問が来たときの回答や、その後の話が広げやすくなるので、大型案件の経験については深堀りして職務経歴書に要約した内容を書いておくと書類選考時点で転職先に内容が伝わりやすくなります。

 

私の転職活動は一旦終わりましたが、また転職することがあるかもしれないので反省点として残しておきました。

この記事が転職される方に少しでも参考となれば幸いです😊