電気カニの電験日記

電験、電気主任技術者について語ります

転職から2ヶ月経って思うこと

2024年8月より新しい職場で働き始めて、約2ヶ月が経過しました。

前職までとの違いと、思ったことについて書いてみようと思います。

 

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目次

電気主任技術者の立ち位置ではなくなった

前職では7年間の間電気主任技術者として選任されていましたが、現職では電気主任技術者としてのスキルは求められているものの、選任される事は当面なさそうな見込みです

入社して日が浅いのもあり、前職まであった様々なプレッシャーからは開放されたような気がします(気楽に仕事ができるという訳ではないですが、仕事がやりやすくなった様に感じています)

 

周りに相談できる人がいる

前職は小規模な工場で社内に電気系の技術者がほとんど居なかったこともあり、電気系の調べ物はWEB等で調べるか、業者さんに聞いていました。

現職では同じ電気系の技術者が多数在籍しており、法改正等の最新情報も社員間で共有できる仕組みがあり、相談できる人がいるという事に安心感があります

 

工場が…とても古い

前職の工場は約30年前に建っており、電気機器仕様は比較的統一されていました。

現職の工場は相当前に建てられており(現在在籍している社員で工場建築時の事を知っている人は誰も居ない)、古い電気設備は図面等の資料も十分に無く、現物を見ながら保守、更新等の提案を行っていく必要があります。

 

誘導型の保護継電器を見たのは久しぶりで、懐かしさを感じると共に最後に扱ったのが相当前だったので記憶を辿りながら使い方を思い出しました。

保護継電器の付いている扉をそっと閉める(誤動作防止)癖はまだ残っていたので、これからも継続して気を付けていきたいと思います。

 

スキル向上が評価される

前職では年功序列的な評価体系で、技術系社員を評価する指標が無かったことから、資格取得などはあまり評価されていませんでした。

現職では技術系の中でも電気系のスキルマップがあり、資格取得に限らず技術系としての能力向上がしっかりと評価されている印象でした。

 

また、現職では資格取得も推奨されているのですが、電気系資格は取れるものがあまり残っていないので、電気設備と関連のある消防、建築関係の資格を取得していくことにしました。

2024年度内で申し込み可能かつ結果が出る資格を探した結果、10月に消防設備士の試験を受けることにしました。

 

過去にサブ変電所を新設したときに、消化器の設置本数と配置については業者さんにお任せしていたこともあり、しっかりと自身の知識で判断できるよう、今回は消防設備士の乙6類を受験することにしました。

試験まであと2週間、あまり勉強は進んでいませんが、なんとかリカバリーをかけて頑張っていきたいと思います😂